晴耕雨読‐Rainy Day通信‐

晴耕雨読 ゲストは茂木健一郎さん

1月20日土曜日、雨。
待ちに待った、第一回目の朗読とトークのライブ『カタリココ』です。
会場は立ち見をお願いするほどの盛況ぶりで、1月だというのに暖房も必要ない熱気。
夕方5時30分に、ナビゲーターの大竹昭子さんと、ゲストの茂木健一郎さんは赤いシャツで登場されました。(偶然だったそうです)
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茂木さんの紹介からトークが始まり、大竹さんのナビゲーションにより
茂木さんがなぜ小説(『プロセス・アイ』)を書かれたのかという大竹さんの質問にいたると、茂木さんは、「自分が思う日本人のヒーローを書きたかった」との答え。さらに、小説に登場する国々は、「映画化される場合に、行きたい国ばかりを選んだ。」なんてエピソードも。「この小説の中で実際に行ってない国はどこでしょう?」と、茂木さんが大竹さんに質問すると、大竹さんは、ずばり「上海じゃないですか?」「正解。なぜ、上海だと分かったのですか?」(茂木)「思い入れが感じられないから。」(大竹)会場からはもちろん笑い声が。テンポのいい会話が続き、そして、朗読へと。
大竹さんは自書の短編集「図鑑少年」(都会の生活の中で無さそうでありそうな、24個の日常の風景が描かれた短編集。)より13番目の話「空とぶシーツ」。大竹さんのよく通る低めの声が、会場に染み込んでいく。以前読ませていただいた時に感じた夜の濃さをより濃く感じ、夜の闇をシーツが飛ぶ様がよりはっきりとしたコントラストで見えた気がしました。耳で聞くお話は、まだ字が読めない子どものためだけのものでは無かったのですね。
朗読は小学校以来だとおっしゃっていた茂木さんでしたが、ブラウン管から聞こえてくるのと同じテンポの優しい声で、『プロセス・アイ』「第7章 クオリア研究所」冒頭部分と「第14章 帰還」中間部の抜粋を、朗読されました。茂木さんが語る、「物語」というコトバに何か、はっとさせられました。茂木さんは朗読によって、フラッシュバックされたのか、思わず幼い頃の出来事や、赤いシャツの記憶を話してくださいました。

作家が、自分の作品を声に出して読み上げる。作品を楽譜に見立てると、朗読は演奏だと大竹さんはおっしゃっていました。そう、体験出来るのはその時だけなんです。

さて、第2回は2月17日土曜日。ゲストはスズキコージさん。「コージズキン」のお名前もお持ちの絵本作家。ライブペインティングを世界各地で行うほどのエネルギッシュな方。楽しみです。本日より参加予約受付を開始しました。
詳しくは、スイッチホームページ(http://www.switch-pub.co.jp/)を御覧下さい。
カタリココはパッションですよ。

Rainy Day Bookstore & Cafe

東京都港区西麻布2-21-28-B1
Tel & Fax : 03-5485-2134
営業時間 : 11:30〜23:00(L.O. 22:00) (土曜日は18:00まで)
ランチタイム : 11:30〜15:00
定休日 : 日・祝日
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by switch-rainy | 2007-01-22 21:56





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