晴耕雨読‐Rainy Day通信‐

晴耕雨読 80冊ABC一周

先月、Rainy Dayで初めての個展を開催しました。
赤井稚佳「星野道夫の本棚」展 
〜ぼくは このような本を読んで 旅にでかけた〜

イラストレーターの赤井稚佳が描く、写真家 星野道夫のアラスカ自宅蔵書のブックイラストレーションの原画展示でした。( 『coyote No.2』星野道夫特集号 掲載作品)
星野道夫が旅に出る前、旅の最中に読んでいた数々の本たち。その本をイラストで描いた赤井稚佳さんの作品、ペンの線や色遣いは優しいのですが、描く本に対する思い入れやペンのタッチは画用紙を飛び出していました。
今回の個展の際に、赤井さんにはコメントを寄せて頂きました。

 表紙をじっと見ていると、本の世界に入り込んで、本を楽しんでいる私がいた。
 例えば『Raven's Cry』は、荒海の中をカヌーで向かう悲壮な物語を想像しながら描いていたし、
 『ベア・アタックス』では、サブタイトルの『クマはなぜ人を襲うか』という文字が
 勝手に飛び出していて、描いている私も驚いた。
 私のスタイルがペンで線を描いてゆく単純なものなので、
 気持ちをストレートに表現することが出来たのだと思う。

会期中は、イラストのモデルとなった本を可能な限り取り寄せ、原画と並べて展示、販売しました。星野道夫がアラスカという地で読んだ本が、赤井さんによってイラストとなり、新たな読者へ伝わっていく。今回、私たちスタッフが興奮しながら仕入れたタイトルは、稀少本、絶版本も多く、好評を得ました。さらに、京都在住の赤井さんが個展開催中の数日間、わざわざレイニー・デイにいらっしゃって、ファンの方と触れあったり、絵についてのお話を聞かせていただいたり、京都と大阪のたこ焼きの違いを教えていただいたりして、本当に楽しい時間を過ごすことができました。赤井さんの優しくリズミカルなトークに染められ、スタッフはいつしか関西弁になっていました。
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そして現在、『coyote』創刊2周年を記念し、青山ブックセンター各店(本店、六本木店、自由が丘店、福岡店)で開催されている「80冊ABC一周」のフェアと合わせ、赤井稚佳さんのブックイラストレーション・原画が展示されています。これまで『coyote』各号のブック レビューに掲載された「描かれた本」、原画の勢いを感じに行ってみて下さい。(9月30日まで)
今回の「80冊ABC一周」のフェアでは、コヨーテ編集長の新井敏記が選書した80冊と『coyote』バックナンバーが店頭に並び、80冊の選書リストと片岡義男氏の軌跡を辿るインタビュー記事掲載の小冊子(無料)がABC各店で手に入るという企画。しかも、その小冊子は店舗ごとに異なり、4冊揃うと片岡氏の記事が完結しますので、皆さん是非、ABC一周の旅にお出かけ下さい。なお、Rainy Dayでは、福岡まで行けない方のために福岡店号をご用意していますので、お立ち寄り下さい。
(詳しくはABCホームページを御覧下さい。http://www.aoyamabc.co.jp/)

いい本との出会いがあればいいですね。そして、いい本に出会ったばかりに旅に出る事になったりして、おもしろいハプニングに巻き込まれ、「人生は分からないものね」なんてつぶやく事になるかもしれませんね。
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by switch-rainy | 2006-09-11 14:22





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